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[要望書提出]経腸栄養分野の小口径コネクタ製品の取り扱いについて

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経腸栄養分野の小口径コネクタ製品の取り扱いについて
厚生労働省・厚生労働大臣に要望書を提出しました
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当法人会員をはじめ、治療・療養中のみなさまのなかには
経腸栄養を利用されている方も多くいらっしゃることと思います。
昨年12月、経腸栄養に利用するコネクタについて、
他システムとの誤接続防止を目的とした国際規格の導入が開始され、既存規格の廃止が決定しました。
しかし、日本重症心身障害学会の検証(※1)により、
重症心身障害児者の新規コネクタ利用には様々な解決すべき課題があることが明らかになっています。

それにも関わらず、これまで問題なく使用されてきた現行コネクタは、2021年12月で出荷停止が予定されています。
新規コネクタに関する課題への十分な対応がなされるまでは、
既に通知されている出荷期間にかかわらず
これまで通り既存規格接続コネクタの使用継続を可能とするよう、
厚生労働省・厚生労働大臣に要望書を提出しました。

また、現行コネクタの使用継続を訴えるため、
「ミキサー食で健康をのぞむ会」様がとりまとめてくださっている署名活動(※2)に賛同しております。
当法人会員のみなさまにもご協力いただき、全国から数百を超える署名を個別に提出いたしました。
ご協力いただいたみなさま誠にありがとうございました。

当事者にとっての経腸栄養は、
生命維持の手段であることはもちろん、
ミキサー食の注入により得られる日々の生活や五感への刺激等のメリットは
単なる栄養摂取では得られないことをこれまでの活動や患者の予後を通して体感しております。
小口径コネクタ製品の取り扱いについて、進捗がありました際はご報告させていただきます。

(※1:日本重症心身障害学会/現行コネクタの存続に関する提言)
http://www.js-smid.org/docs/survival-of-current-connectors_v02.pdf

(※2:ミキサー食注入で健康をのぞむ会/署名簿「既存規格接続コネクタ存続と使用継続」に関する請願書)
https://www.normanet.ne.jp/~ww100092/connector-syomei.pdf

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